2008年の広島カープ・広島カープの試合を細かく分析します。   シーズン中は試合コラムも書きます。 コメント・TB大歓迎です。

8/10 広島−ヤクルト 15回戦 なんだかんだで抑えてしまう青木勇人

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〜赤ヘル眼

なんだかんだで抑えてしまう青木勇人

梵が2本塁打を含む4打数4安打、新井が5打数5安打など打線が繋がったこの試合、3点リードの8回に登板したのは青木勇人であった。
去年は防御率0.00、今年も登板当初から安定した防御率を残していた青木勇人であったがそれでもなかなかセットアッパーといった大事な場面で登板する事はなかった。
その理由がなんとなくわかったこの試合であった。

先頭の代打宮出に対してカウントをノーツーと苦しくしてしまう。
これまでの試合でも青木勇人は3ボールなどカウントを苦しくしてしまうシーンは多く見られた。
そのうえ1球1球投げるまでの間が他の投手よりも長い。
カウントは悪くするは間は長いはで見てる人間からすればリズムが悪く見えるのだ。
それでも抑えてしまうのがこの青木勇人。
そしてそれこそが青木勇人の武器という事がこの試合でもよくわかった。
宮出に対して0−2から真ん中からインサイドにシュートボールを投げてドン詰まりのセカンドゴロに打ち取る。
その後青木のヒットで1アウト1塁となった場面でバッター田中浩に対してのカウントは1−2のバッティングカウント。
ここでもまたシュートボールを投げ込み田中浩をダブルプレーに打ちとった。
宮出にしても田中浩にしても打者有利のカウントから青木勇人の術中にハマってしまったのだ。
カウントを悪くする事が多いスタイルでも四死球も少なく、なんだかんだで打者を打ちとってしまう。
スローなテンポからなかなか使われ辛かったのであろうがこれこそが青木勇人の特徴なのだ。
それに首脳陣もファンも気づいてきたのであろう。

投球スタイルも見た目の容姿もとてもじゃないけど綺麗とはいえない青木勇人だがそれこそが彼の大きな持ち味である。
のらりくらりのスタイルでなんだかんだ抑えてしまう青木勇人の存在が今、苦しい広島中継ぎ陣の中で輝き始めている。

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