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〜赤ヘル眼〜
カープの高橋建を想う
高橋建が3年振りに先発での勝ち星を挙げた。
キャンプから先発で調整し、二軍で完璧な結果を残しながら中4日で中継ぎで起用されて打たれた時は心配したが、先発のチャンスを与えられ戻ってこれた事に安堵している。
ただ、戻って来れた安堵感と共に高橋建を長年見てるファンからするとこれからに対する不安も強いものである。
前回の先発勝利が2004年6月9日。
この最後の勝利が6月という時期が表す通りに高橋建は夏場に極端に弱い投手である。
年間通して良い成績をあげた年はほとんどないのにオールスター出場も2・3度ある。
開幕から6連勝しながら最終的には10勝8敗だった年もある。
とにかく夏に弱いという印象のある選手。
また、本日の試合で球場が倉敷だから外野フライという当たりも何本かあった。
被弾も多い高橋建は過去投球スタイルの中でストレートで押す投球が中心で調子の良い時は見逃し三振なども多いが調子が良くないとスタンドにポンポン運ばれる。
それが過去多かったのだが、カープが狭い広島市民球場が本拠地という事でホームランになったホームランも多かったのも事実である。
正直、私はカープファンでありながら高橋建はパリーグのドーム球場の本拠地のチームに行った方がずっと活躍できるだろうと思っていた。
今日の試合も場所が広島市民球場だったら違った結果になっていただろうと思ってしまう自分がいる。
ただ、それとは対照的に今の高橋建とカープを見てるとその苦労もこれからのために存在するものなのかとも思う。
高橋建の復帰後の初戦のストレートのMAXは148キロと全盛期に負けないもの。
さらにシンカー・スライダー・シュートとキレのある変化球は鋭さを増しむしろ進化を感じさせるものである。
そして何より高橋建の気持ち。
復活に起する姿勢・そしてこれからは「変化球を多く投げる投球」をモットーに置くらしい。
このような事からなにか38歳から進化していく投手ではないかと思ってきたのだ。
昔の調子の悪い時でも見逃し三振を狙って打たれる高橋建はいないのかもしれない。
それと同様に鬼門の夏を越える高橋建がいるのかもしれない。
カープの高橋建だからこそ、期待も不安も大きいものである。
ただ今のカープを見てると不安よりも期待の方が大きい事は間違いなく言える事である。
長い低迷のカープと共に高橋建もまだまだ進化するかもしれない。
もちろん今まで通りの夏までの投手かもしれない。
ただ、今年の高橋建とカープを見てると新球場で高橋建が先発してる光景が微かにキラキラと浮かんでくる。

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