2010年の広島カープをこっそり分析します

 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ←更新のやる気が出ますのでカープクリックお願いします

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

9/26 広島-ヤクルト 22回戦 夏を克服した高橋建の更なる進化が楽しみ

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

夏を克服した高橋建の更なる進化が楽しみ

「夏が来れば 打たれ出すー」

これは開幕前、私が高橋建に作った動揺「夏の思い出」の有名な替え歌であるが、こんな曲を作ってごめんなさいと思わせるような今年の高橋建の夏以降のピッチングであった。
今季の高橋建の夏以降の成績は15試合に先発登板して4勝2敗であるがこれにはこの日の登板のように先発として試合を作りリードをした状態で降板しながら、リリーフ陣が崩れて勝ちがつかなかったような試合も何試合かある。
今年の高橋建は夏にむしろ強かったと思わせるような投球内容であった。

高橋建といったら過去の傾向からどうしても「夏までの投手」という印象が強い。
先発として開幕から6連勝くらいしたようなシーズンも、シーズン終盤になるとその貯金が全くというほどなくなっていた。
シーズン通して良い成績をあげたシーズンがほとんどないのにもかかわらずオールスター出場も何度かある。
中継ぎとして登板した昨シーズンもシーズン序盤は比較的安定していたものの、夏場の6月後半から8月にかけていつものように大きく崩れて信頼を失った。
4年くらい前に鬼門の夏対策として禁煙を決行してみたが、それでも効果は出なかった。
その高橋建が38歳になった今夏、鬼門の夏を克服したかのような成績をあげたのだ。

その一番の要因はピッチングスタイルの変化ではないだろうか。
高橋建の去年までのピッチングスタイルはどちらかというと速球派であった。
調子が良ければ140キロ代後半まで出るストレートを武器に調子の良い時は打者が見逃し三振を次から次へとしていた。
ただ調子が悪くなる、ストレートが走らない状態の時にも調子の良い時のようなピッチングをして、そこを打者にポンポン打たれるようなシーンが特に夏場以降に多く見られた。
それが、今年の高橋建は違った。
まるで技巧派の投手のように変化球を両サイドに投げ分ける。
球種もその日の調子の良い球を投げているに見え、スライダー・シュート・シンカーなどを使い分けてきた。
この日は普段あまり見せないカーブを右打者に多く使い、打者のタイミングを外していた。
ストレートが走ってなくても、調子が良くないながらも、技術で交わしてピッチングが出来る。
これが若々しいスタイルを持ち続けてきた高橋建の変化から出た、夏を克服した要因ではないだろうか。
今シーズンはストレートの球速も148キロ出るような時もあり、大ベテランと感じさせない、むしろさらに進化をしているようなシーズンであった。

来季も間違いなく高橋建は先発ローテーションの中心にいるであろう。
今年の進化がまぐれでない限りは来季、自身最高の成績を出してもなんら不思議でもない。
38歳とは思えない若々しい顔つき同様来季、39歳とは思えないような好成績をあげてくれるような事もある気がして楽しみでならないものである。


スポンサーサイト

9/24 広島-ヤクルト 20回戦 来季は球数制限ではなく先発の調子で継投の判断を

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

来季は球数制限ではなく先発の調子で継投の判断を

自宅のパソコンが壊れてた関係で快勝の2試合の更新が早く出来なかったがこの2試合、共通の接点があった。
それは先発がきちんと役目を果たして降板するという事である。

先日の大竹は127球を完封、この日の長谷川は7回を121球投げた。
ブラウン政権になってから先発は100球前後で交代というルールがある事からこの2試合のような事は比較的少ない事であった。
私が思うにこの先発の球数制限ルールというものはもう無くしてもいいのではないだろうか。
21日の7連戦の初戦に黒田が先発したが、同点の展開で6回97球で降板している。
ブラウン政権になってからは珍しい采配ではないが、7連戦の初戦で完投能力のある黒田をわざわざ降板させる必要はあったのだろうか。
現状中継ぎ陣が苦しい事でよりそれは言える事ではあるが、中継ぎ陣が例え好調だったとしてもこれは言える事のように思える。

それは広島中継ぎ陣は毎年のように開幕頃調子が良くても夏あたりから崩れていく傾向にあるからだ。
登板がちょっと多くなるだけで球のキレが一気になくなるような投手も多い。
これは、阪神中継ぎ陣では生まれないような悩みかもしれないが、広島中継ぎ陣では考えなきゃいけない事実であろう。
それがこれまでの2年間から見えてここに来てブラウン監督も気づいてきたのではないだろうか。

先発が早く降板する事は確かに先発の肩の負担は減らす事になるであろうが、逆に中継ぎの負担を増やすものでもある。
中継ぎ陣が1年持たないような傾向にあるカープでは先発の球数制限、特に黒田にも球数制限をする策はデメリットの方が多いのではないだろうか。
来季は序盤中継ぎ陣がまた開幕頃調子が良かったとしても先発の球数制限という制度を無くすべきだと私は思う。
中4日ではなく中6日のローテ間隔をもらってる事からもそれはより言える事であろう。

9/20 中日-広島 19回戦 打てる捕手を使うという方角から見える悲しい結果

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

打てる捕手を使うという方角から見える悲しい結果

今年のブラウンカープの捕手にあげたテーマは「打てる捕手」を使うというものであった。
去年の倉・石原の打率はともに240.以下でこれを考えれば捕手に打撃力を求めるのは当然であり、キャンプでも二人共打撃練習におおいに力を入れてきたのだろう。
それがこの日の倉のホームランというのでも見られ、倉・石原共に今年の打撃成績はチーム方角をきっちり取り組んできたのか12球団の捕手の中でも上位に来るような成績である。

しかし、それと同時に思うのが捕手の守備力の低下である。
ここ数試合、永川が捕まるケースが多い。
先日の大逆転負けをされた巨人戦、前カードの横浜戦、そしてこの日の中日戦も失点こそしなかったもののピンチの場面をまた作った。
そこには永川のコントロールや精神的な不安定さいうものが一番の原因であろうが、しかしこれらの試合、どれもそこに捕手のミスが絡んでいる。

大逆転負けをした14日の巨人戦、9回途中から出てきた永川は上野が作ったピンチをあと一人のところまで来たものの抑えきれなかった。
だが、最後の加藤にタイムリーを打たれる前に捕手の倉がパスボールをして失点が入っている。
さらには18日の横浜戦、これまた9回登板した永川は金城の打席の時にワイルドピッチで失点をしているがこれは真ん中のフォークを倉がトンネルするようなワイルドピッチであった。
さらには記憶新しい19日の横浜戦、1点リードの場面で最終回出てきた永川はピンチを作りながらも最後の打者の種田を三振にとって試合終了かと思われたが捕手の倉が横にこぼして振り逃げで同点に追いつかれた。
そして、この日の中日戦、ワンアウト1塁で2-2から1塁ランナーのウッズが走ったが、打者の李がファールを打ったためまずは状況は変わりなしであったがこれは完全にバッテリーの油断をついての盗塁であった。
しかし、なんとウッズはその次の球の時でも盗塁をしてきたのである。
結果は普通に良い球を投げれてばアウトというタイミングであったがこれを倉がショート側にズラした事でセーフになったのだ。
ここまで書いた内容は永川ももちろん悪いのが、それど同時に倉の守備力の弱さが同時に出てきてしまっている。

一時はオフェンスの石原、ディフェンスの倉と言われるくらい倉のディフェンス力には定評があった。
それがここ2年で私はその倉のディフェンス力というものは極端に下がったように感じる。
3年前、12球団で1位440.と驚異的な数字を残した盗塁阻止率も去年が279.今年はセリーグワーストの229.というもの。
ナックルボーラーのフェルナンデスがほとんど石原と組んでる事も考えてもこの数字はあまりにも低すぎる。
さらに倉によく見られるのが風の強めの試合でのファールボールの処理ミスである。
去年はそのミスから失点に繋がった試合も数試合あり、今年もその珍しいと思われるシーンが倉では何回か見かける。
先日の横浜戦同様、去年も地方球場での中日戦あたりで広池の球を後ろに逸らして決勝点を与えるなどここぞという時の後逸も目立つ。
なぜ、あれだけディフェンスが良かった倉がここまで守備でのミスが目立つのだろうか。そこにチームカラーが関係してるような気がしてならない。

石原も石原で去年は守備妨害というプレーが見られ、先日の横浜戦ではワイルドピッチで2人のランナーを還している。
3年前4割あった盗塁阻止率も去年はセリーグワーストの245.今年はフェルナンデスと組んでる部分を考えると悪いとは言えないがそれでも298.である。
盗塁阻止率でも言える事だがこの事実はブラウン政権になってからである。

前半戦はピンチになると外の直球系に偏るというリードが目立った。
これは青木高広や佐々岡という技巧派の投手でも見られ、それが特に目立った交流戦前から前半戦終了までの間、投手陣はボカスカに打たれ借金も一気に膨らんだ。
その事実を中国新聞の木村さんが的確に伝えている記事がこれこれである。
倉であろうが石原であろうがリードはチーム方角からくるものと確かにそうであれば捕手は打力での判断になるであろう。

だが、そのリードに関しては前半戦の反省からか後半戦になって大きく変わってきた。
宮崎、青木高広、長谷川、大竹あたりのリードで特にそれは感じるのがインコース中心の攻めを見せる場面が多くなった。
特に青木高広に関しては配球パターンが前半戦と比べて大きく変わったり、最近好投を続けているのは間違いなくここが関係としているだろう。
これはリードの権限がチームではなく捕手にいったのでないかと個人的に思う。
リードに関しては明らかに?がつくようなモノは後半戦に入ってからは二人共なくなったように感じる。

ここまで書いた事からブラウン政権はあまりにも捕手のディフェンス力に力を入れて来なかった事がわかる。
練習量が大幅に減った中で、打撃中心の練習を捕手をすれば他の部分が怠るのが安易に想像できる。
捕手はまず何より「ディフェンス力」、それがよくわかる今シーズンではなかっただろうか。
全く通じなかったブラウン野球が考える前半戦のリードでわかるように今のチームでは捕手のディフェンス力が伸びる事が出来ない環境なのであろう。
むしろ、逆に下がってるような傾向にすら見える。
来季は捕手がまたディフェンス力を学べて、練習がたくさん出来るような環境を作るべきである。
倉も石原もまだまだディフェンス力で学ぶ事はたくさんある。

9/19 日本ハム-楽天21回戦 日本ハム田中幸雄のその姿から広島と前田智徳を想う

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

日本ハム田中幸雄のその姿から広島と前田智徳を想う

前日同様この日も東京ドームで日本ハム-楽天を観戦してきた。
前日の試合途中に翌日の予告先発の発表があったのだが、その時ダルビッシュVS田中と発表された瞬間にこの日の観戦も決めたものだった。
若きスターの歴史的初対決の試合を観れる事で、カープファンでもありプロ野球ファンでもある私は前日から楽しみで仕方なかった。
それと同時に東京ドームに比べて場所が遠いという事もあるが、同じ関東の横浜スタジアムのカープ戦に足を運ぶ気も起こらなかった自分が少し寂しい。

だが、この試合の最大の見所はダルビッシュ対田中ではなかった。
もちろん、稲葉ジャンプでもない。
田中賢介の珍しいランニングホームランでもない。
それは今年2000本安打を達成して、今シーズン限りでの引退が決まった日本ハム一筋のMr.ファイターズ田中幸雄の代打タイムリーと引退セレモニーであった。

日本ハム2-0で迎えた7回裏、1アウト1塁3塁でヒルマン監督が動く。
鶴岡に対して代打に田中幸雄が告げられると満員の東京ドームに大歓声が鳴り響いた。
ライトスタンドには「夢と感動をありがとう」という大きな横断幕。
田中幸雄の応援テーマに地震のようなジャンプを交え声援を送る日本ハムファン。
マウンドには楽天のスーパールーキー田中将大。
プロ1年目18歳田中将大が投げた渾身の球をプロ22年目の39歳田中幸雄はライト前に打ち返した。

満員のスタンドがスタンディングオベーションをする。
「幸雄!!幸雄!!」の大歓声。
それに頭を下げて答える田中幸雄。
日本ハムは3年前に札幌に移転したが、それまでの間はずっと東京ドーム、後楽園を本拠地に置いていた。
プロ入り1年目から活躍した田中幸雄は長い間ずっと後楽園でプレーをしていた。
その後楽園でのプロ生活最後の試合。
そこでタイムリーヒットで締める光景はあまりにも美しすぎた。

試合後、田中幸雄の引退セレモニーが行われた。
田中幸雄の口からは「プロ生活に悔いなし、日本ハムは苦しい時期が長く続いた球団だったけれども、去年日本一というものを経験出来て本当に良かった、そして残りのシーズン今年も日本一になれるように自分も出来る事限りの事を貢献していきます。」といったような内容が発せられた。
田中幸雄の目からは涙が、そして多くの日本ハムファンに、私の連れからも涙が溢れ出る。
私は異様な雰囲気の中でそれに応えてヒットを放ち、試合後のインタビューで涙を流している田中幸雄を見て、田中幸雄同様に今年2000本安打を達成した時のカープの前田の姿を思い浮かべた。
ただ前田の場合、試合後のインタビューで流した涙は悔し涙というものであった。

広島東洋カープは2年後には現在の広島市民球場から新球場に本拠地を移転する予定である。
おそらく、前田が引退する時には新球場に移っている時であろう。
そのいつかわからない前田の引退セレモニーで前田はどんな涙を流すのであろうか。
また、田中幸雄のようにプロ生活の大半を過ごした球場は新球場に移転してからも公式戦で数試合でも行われているのだろうか。
ちょっと前までの日本ハム同様に苦しく長い時期が続いているカープはどういう状況になっているのだろうか。
この日の田中幸雄の引退セレモニーまでの流れを見て、私はプラスの方向の未来予想図を大きく頭に描いてみた。
これが実現したら凄い事ではあるがそうなるように信じていたいものである。

ダルビッシュ・マー君の投げあいもそうであるが、時の流れによってまた新しいプロ野球の歴史が刻まれていくものである。
田中幸雄の東京ドームの最終試合は様々な歴史の移り背景が見れた試合であった。
同じ時間にサスペンス映画のような試合をしていたカープは日本ハムのように変わっていくのだろうか。
日本ハムのようにカープ変わっていく事を信じて、この日の田中幸雄の試合と引退セレモニーのように前田がいつか最高の引退試合を出来る事を信じて、私はこれからもカープを応援していきたいと思う。




9/18 横浜-広島 22回戦 苦しくなった横山を守れ

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

苦しくなった横山を守れ

この日は日本ハム-楽天を東京ドームで観戦してきたのだが帰宅してカープ戦の録画を見た後ネットで見た本日付の中国新聞の球炎の記事のあまりの結果論の内容に驚かされた。
前日打ち込まれた青木勇人の登板について酷評してるが連日失敗していた林が6回2点リードの場面で登板した事は触れてもいない。
というより、現状のカープのブルペン陣は永川を含めほぼ全員の投手が前日打ち込まれている現状なのだ。

9回捕まった青木勇人はここのところずっとセットアッパー的な役割を担わされてきて結果も出してきた。
いわば今のカープの中継ぎエースの一人である。
新人で1年安定しないピッチングだった前日の上野とは訳が違う。
その投手が前回失敗しただけで9回5点リードの場面で登板した事がそこまで非難される事であろうか。
セーブのつく3点差以内ならともかく、5点のリードでさえ批判してるところに結果論が強く出ているように感じる。
この記事を見るととてもじゃないけど同じ記者が書いた内容には思えない。

上の記事で例えられている阪神のJFKのうち、JとKがこの日失点をした。
先日はFも決勝打を打たれている。
彼らが前日打たれたからといって翌日5点リードの場面で登板させる事で批判する人物はいるだろうか。
カープの中では横山と共に抜群の安定感を見せてきた青木勇人が1回の失敗の後に5点リードで登板した事を地元記者に強く叩かれる。
だが、これは記者とか関係なしに現場で観戦した一人のカープファンの辛い感情を素直に表しているのかもしれない。
今のカープなら毎日観戦してればヤケ酒のような感情になっても無理がない。

気がかりなのは唯一中継ぎで抜群の安定感を見せている横山である。
横山と共に勝ちパターンであった青木勇人・永川とここに来て調子を落としている。
今の中継ぎは横山以外ボロボロという状況だが、その中で横山に負担がよりかかる事も想像できる。
プレーオフ進出もなくなり最下位争いをしてる現状の中で、大事なのは消化試合の勝利よりも来シーズンに繋がる戦いである。
その中でルーズショルダーの経験のある横山に勝ちを求めるあまり、頼りすぎる(使い過ぎる)起用だけは絶対してはならない。
来年の戦力構想を考えた時、リリーフで横山抜きではとても考えられない。
だからこそ、登板多々になり、球数を多く投げさせたり、どんな場面でも登板させたりする事はしたい状況でもしてはいけないであろう。
外野がワーワー騒いだとしてもここだけは首脳陣に強い気持ちを持っていて欲しいと私は強く思う。
これからの試合、もし僅差でもない展開で横山以外の投手が打たれたとした時に、外野から「なぜ横山ではないのか」という意見が出たとしてもその意見はメリットのようでデメリットでしかない。

9/17 横浜-広島 21回戦 目に見える3塁コーチャーの差

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

目に見える3塁コーチャーの差

カープの3塁コーチャーは集中しているのか。
そう感じてしまう事が最近の試合で多い。
先日の神宮でのディレートスチールの時にもありえないタイミングで栗原が3塁から飛び出した。
東京ドームの巨人戦では試合中のテレビ中継の中でカープの3塁コーチャーがタバコを吸ってる姿が映っていた。
今年でカープの1軍走塁コーチに就任して4年目となる高信二守備・走塁コーチ。
この4年間のチーム同様に終盤負けが込んでく中であまりにも集中力がないのではないか。

0-0で迎えた7回裏、ノーアウト2・3塁でカープの投手長谷川の投げた球を大きくホームベースの手前でワンバウンドし捕手の石原が後ろに球を逸らした。
その時横浜の3塁コーチャーの万永コーチは3塁ランナーだけではなく2塁ランナーをホームまで返した。
見事な好判断で横浜が2点先制したのである。

一方、9回表カープの最終回の攻撃で2アウトランナー2・3塁で打席にはアレックスという場面。
その初球、クルーンの投げた球はホームベースの手前で大きくバウンドし捕手の相川が後ろに逸らした。
その球はバックネット付近まで最後はいったがなぜか3塁ランナーの石原が止まっている。
その一方で2塁ランナーの尾形は逸れたのを見てすぐにスタートしたのか大きく2塁ベースから離れて、3塁ランナーが止まってるのを見て急ブレーキをかけて2塁に戻った。
何をしてるのだ石原、そして3塁コーチャーといったシーンである。
ここは一言3塁コーチャーがGOのサインを出せばいいだけであろう。
あの球でGOを出せないのは集中力がないからと言えてしまうだろう。

先日8-3から9回に追いつかれ大逆転負けをした巨人戦でもライトの嶋の鈍い動きを見て巨人の3塁コーチャー伊原コーチはガンガンランナーを回していた。
チーム力なのか集中力なのか、3塁コーチャーという細かい部分でも差を感じてしまう。
負け慣れた目標のないチームだから出てくるプレーなのか。
とりあえずシーズンはまだ終わっていないのだから、選手にも監督にもコーチにも集中力がないと目に見えるようなプレーはなくして欲しいものである。


9/16 巨人-広島 24回戦 森跳二を絶対戦力外にするな

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

森跳二を絶対戦力外にするな

監督や首脳陣には選手の好き嫌いというものがある。
それはどの監督でもあるものだと思う。
では、去年から就任した広島のブラウン監督があまり好いていない選手は誰か。
そう考えた時に真っ先に上がるのがこの森跳二であろう。

去年の1軍登板はゼロ。
決して2軍で調子が悪かったわけでもない。
去年のウエスタンでの森の成績は30試合を投げて1勝0敗の防御率3.02。
今年も開幕頃は安定してる時期が続いた。
それでも一向に呼ばれない。
その理由がなんとなくわかったブラウン政権の中で初登板となったこの日の森のピッチングだった。

ストレートの球速は140キロも届かない。
森がプロ初先発して好投した試合を私は現地観戦してたが、この日のストレートのMAXも140キロジャストが最高だった。
いわばパワーアームという言葉の対義語のような投手である。
特別変則フォームのタイプでもなく鋭い変化球があるわけでもない。
私が思うにパワーアームやサイドスローを好むブラウン監督が一番好まないタイプのように思う。
そしてアメリカではいないようなタイプであろう。

森が昇格全くしなかった一番の理由はハートの部分だったらしい。
それなりに安定した投球は続けるが肝心な大事な場面で自ら崩れる事が多い事が去年昇格出来なかった理由のようだ。
それを克服しない限りは昇格は出来ないと本人も自覚をして、今年は常に平常心で投げれるように心がけて投球してきたらしい。
それが試されるかのように、ブラウン政権になっての初の登板は1アウト満塁で巨人ファンの激しいチャンステーマが流れる中という状況であった。

結果は代打矢野をショートフライに打ち取った後に、高橋に走者一掃の2ベースを打たれた。
ただ、高橋の打球は外野が前進守備をしていた事もおおいに関係しており,通常シフトなら間違いなく捕れていた打球であった。
それでもコースは甘く、良い内容とは言えない投球であった。

しかし、次の回は別人の内容であった。
この日の試合を録画した人には7回の森の投球だけもう一度再生して再確認して欲しいと強く言いたいくらいの投球である。
2者連続三振を含める3者凡退に抑えるのだが、この回の森の投球、1球を除いてすべて倉の要求通りに球が来ている。
特に完璧に来ていたのがチェンジアップ。
大きな変化はしないのが食い込むように落ちており、二岡・阿部といった巨人の主力打者が全くタイミングがあっていなかった。
最後2-3から阿部を空振り三振にとった球は真ん中のストライクからボールになるチェンジアップ。
このチェンジアップのコントロールと右打者に対しては横に滑るような感じの外のスライダー。
これもコントロールされており、7回の森の投球はなぜこんな投手が今まで1軍で使われなかったのか思わせるような内容であった。
この次の回登板した2年連続夏以降ピッチングになってない投球を見せる林を見ればなおさらそう思うものである。

ただ思うのが、こういう扱いを受けてきた選手がそのオフ戦力外になる光景がカープにはよくあるのだ。
4年前に鶴田が戦力外になった際も鶴田は2軍で安定した投球を続けてる中で1軍では投手陣の駒が足りない状況でも呼ばれなかった。
記憶に新しいのは2年前の現1軍投手コーチの小林幹英と沢崎である。
幹英は2軍で救援投手争いをするような好成績をあげながら1軍に全く呼ばれず消化試合のなっち時期に2・3試合だけ呼ばれただけだった。
沢崎も1度2軍に落ちてからは決め付けられるかのように好調になっても1軍に呼ばれる事はなかった。
この年に戦力外に2人共されるのだが、この年も中継ぎ陣が手薄でボロボロだった事は言うまでもない。
即戦力投手が一人でも欲しいチーム状態で、自らまだ使えるような投手を切ってきたのがここ何年かのカープ球団なのだ。

森にもその可能性がないとは言えないであろう。
カープを応援する人間なら誰もが無気力や怒りで冷静に見れなかったであろう7回の森の最高のピッチング。
球速が出てない・ランナーを還された事実だけしか球団関係者が見れてなかったとしたらこれほど残念な事はない。
球速は出てなくても、フォームはオーソドックスでも、7回に森が見せた投球はキレ・コントロールとも最高のモノであった。
ここのテープを球団に送りたいと思うくらいである。

ここ2年の中で森が1度も1軍に呼ばれなかったとは首脳陣の感情的な部分が大きく関係していた事であろう。
森跳二をこのオフに絶対戦力外にするな!!
投手陣が手薄なチーム状況の中でこれだけは強く言っときたい事である。

9/14 巨人-広島22回戦 リリーフに力を入れる事は必須

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

リリーフに力を入れる事は必須

昨日阪神ファンの友人から「カープってメンバー揃ってるうえに良い戦いしてるのになんで5位なの?」と質問された。
私は、その友人に録画した本日の試合のテープを渡したいと思う。
それくらい見事な今年のカープらしい負け方であった。

現在、セリーグ・パリーグ共に優勝争いが熾烈であり3チームが僅差の中で競っている。
その一方で4位以下のチームはもはやプレーオフは不可能といったゲーム差がついてしまってる。
上位3チームと下位3チームの差は何か。
それが一番わかりやすく出ている数字がチーム防御率である。
防御率上位3チームが順位でも上位、防御率下位のチームが順位でも下位という事実である。
特にリリーフ陣の力の差が大きく、セリーグで言うならばここがカープとヤクルトは極端に今年は弱かったと言えるだろう。
それがこの試合でも存分に出てしまった。

とにかく言いたい事は来季まで投手陣の戦力補強も含め、投手陣の構想を練り直す事が必要ということである。
現状のリリーフ陣では間違いなく1年戦える力はない。
外国人・ドラフトの戦力補強はもちろんのこと、現戦力の中でも配置転換なども本気で考えて欲しいものである。
リリーフがふらふらである限りいつまでたっても強くはなれない。


9/13 広島-阪神 今季苦手阪神を克服したように来季は交流戦対策をバッチリと

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

今季苦手阪神を克服したように来季は交流戦対策をバッチリと

ここ何年か阪神にはやりたい放題されてきた。
特に甲子園では全く打てず勝てずで観客同様カープはお客さんであった。
黒田以外の試合でカープが阪神に勝つ事は珍しい事でもあった。

その黒田が登板しなかった阪神3連戦、カープは阪神に勝ち越し、シーズンの阪神戦の勝ち越しも決めた。
阪神戦3連勝を狙ったこの試合、リリーフ陣が崩れ、阪神の強力リリーフ陣が出る展開になりあっさり負けるかと思われたが、阪神の不動の守護神藤川から最終回に栗原が2ランホームランを放った。
それは2ストライクに追い込まれ、阪神ファンの「おぉぉぉぉーーー」という叫びの期待に答えるかのように三振してきた例年のカープ打者ではなかった。
藤川の豪速球をカープの旬の若手打者がかっ飛ばす光景は爽快そのものであった。

例年打ち込まれていた金本・シーツを抑えこむなど今年はスコアラーの努力もあったのであろう。
散々阪神にやられてた例年のカープではなかったと象徴されるような藤川からの栗原の一発。
大苦手の阪神に今年勝ち越したように、来年は今年借金13して最下位だった交流戦の対策を徹底して結果を出して欲しいものである。



9/11 広島-阪神 21回戦 9連戦初戦で細かすぎる継投はいらない

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

9連戦初戦で細かすぎる継投はいらない

長谷川の快投と打線の序盤からの爆発で10連勝中の阪神に大勝したこの試合。
その中で気になった采配が一つあった。
それは8点リードの7回に林が2アウトを取った所で佐竹に交代した事である。

9連戦の初戦、これからの連戦の事を考えると無駄に多く中継ぎを使う必要はないであろう。
林が特別調子が悪かったわけでもないし、点差的にも8点リードの展開であった事からも、中継ぎで唯一左腕の佐竹をわざわざ登板させる必要はあったであろうか。
佐竹の調子が最近良いだけに無理して佐竹を登板させる必要はなかったのではないか。

プレーオフ進出がまず不可能となった今、ここまで慎重な采配をする必要はないであろう。
佐竹が現在の投手陣の中でかかせない戦力だからこそ、登板させる必要はなかったと私は思う。



9/9 広島-横浜20回戦 木下氏を来季1軍首脳陣に入れるべき

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

木下氏を来季1軍首脳陣に入れるべき

シーズン途中から毎試合HDに録画をしているのだが、リアルタイムで試合が見れなかった日に、結果のわかってる試合に対してここまで完璧に録画再生する事は今までなかった。
そうさせたのはテレビ中継の中で、一人の解説者の解説に面白い書物のようにハマりこんでしまったからである。
その解説者は2年前までカープの2軍監督をやっていたヒゲが特徴の木下富雄氏である。

説得力のある解説、奥が深い解説、オリジナルティがある解説、豪語な解説など解説者にもそれぞれカラーというものがあるが木下氏の場合はすべてにバランスが良いように思える。
威勢の良い声では決してないがコンパクトで的確な解説をしており、時より豪語の部分もあるがそこが強すぎず弱すぎず絶妙といった感じである。
そして長い間カープの二軍監督をやっていた事もあり本当によくカープの選手の事を細かく知っている。
それが選手の技術的な部分だけではなく精神的な部分も把握しており、解説にも全くハズレがないとまで個人的には思う。
この日の解説の中でも「先日の鞘師の全力疾走」・「新井の打撃フォーム」・「大竹の精神面」・「捕手のリード」・「盗塁」などすべての部分が的確だと感じた。

今年の2月私は初めて日南キャンプに行ったのだが、5日間の滞在期間の中、4日木下氏と遭遇した。
行く所、行く所、白髪のヒゲがどこかにいるのだ。
時より選手が練習してるグラウンドの中にもいたりした。
客席から一人ポツンと見てる時もあった。
本当にカープ、そしてカープの選手が気になる人なのだろう。

実際に私も木下氏からサインをもらい、話もしたのだがその時すぐに感じた事があった。
それは、この人は「万人受けするタイプ」だなという事である。
世代に関係なく、若者が接しやすいタイプの人だとも思った。
これは技術指導、現役時代の実績等があるからといって持てるものではない、師の立場の人間にとってとてつもなく大きな才能だと私は思う。

そこで、来季の戦力補強として木下氏を補強する事は出来ないのだろうか。
阪神の岡田監督、ヤクルトの若松監督のように2軍監督を経験した人物が1軍監督でも成功するケースはある。
木下氏はカープの2軍監督を5年経験しており、2軍優勝経験もある。
個人的に次期監督と言われてる野村謙二郎の前に木下氏を一度監督としても見てみたい。
また、監督でなくてもヘッドコーチという役職にもピッタシだと思う。
現に達川政権2年目の2000年に1軍チーフコーチをやった際には前年借金21だったチームが借金5まで減っている。
この年は野手の主力の緒方・前田・野村がシーズン序盤で怪我で離脱している事や投手陣のメンツから見てもこの数字は凄く良い成績だったと思う。
シーズン終盤は投手陣がボロボロではあったがこのシーズンはかなりチームワークが良かったのでないかと思う。


ブラウン監督もここにきて自身が連れてきたリブジーコーチだけではなく日本人コーチの意見や方向も多く取りいれる方角になって来ているように感じる。
例え来季ブラウン監督が続投だったとしても今のブラウン監督だったら木下ヘッドコーチを入れても大丈夫であろう。
ヒルマン監督が去年日本一になった際、そこには日本人の白井ヘッドコーチの存在が大きかったという。
ヒルマンが白井ならブラウンは木下でいかがであろうか。

来季木下氏がカープの1軍で師としてユニフォームを着てる事は確実に大きな戦力補強だと思う。
是非球団には来季、木下氏に師としての大きなポジションを与えて欲しい。

9/7 広島-横浜 18回戦 気になる永川の新変化球

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

気になる永川の新変化球

ここにきて今シーズン不安定な投球が多かったカープの守護神永川が安定している。
ここ6試合の防御率は1・23とほぼ完璧。
その要因になってると思われる変化をこの日の永川の投球で見つけた。

内川に投げた1球目と内川を三球三振をとった3球目。
ここで永川が投げた球種は球威あるストレートでも落差あるフォークでもなかった。
微妙に下に変化する変化球を投げたのである。
落ちてはいるのだがフォークの握りではないこの球種。
一昨年、セットアッパーをしていた時に永川し横に曲がるスライダーを覚えかけていたがなかなかコントロールがさだまらず習得までは出来なかった。
ところがこの日投げた球種はコントールが出来、ストライクもとれていた。
手の握り方はストレート、球速は130キロ前半と変化具合を考えればおそらくツーシームあたりではないだろうか。
コントロール出来ており、明らかにフォークを捨ててストレートを狙っていただろう横浜打者は全く反応が出来ていなかった。

この球を習得する事が出来れば永川が安定感が増す事は間違いないであろう。
7回から登板した横山も従来武器にしていた縦に曲がるカーブよりもコントロールしやすく小さく横に曲がるスライダーの方を多く使い最近は安定している。
今シーズンは新たな球種をマスターしようとする試みがカープ投手陣の中に多くあり、それにより安定してきた投手が何人が出てきている。
ここは投手コーチを評価しても良いべきところであろう。
なかなか簡単には出来ない指導である。

この日の永川の球速MAXは144キロしか出ていなかった。
それでもストライク先行で危なげなく抑えた事実には新たな永川がいたからである。
これから秋のキャンプ・春のキャンプと永川にはこの球種をとにかく自分のものにして欲しい。
そうする事が出来れば、今シーズンのような不安定感というものは間違いなく消える事であろう。
頑張れ。



9/5 ヤクルト-広島 19回戦  現実的な作戦をするべき

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

現実的な作戦をするべき

この日は雨が仕切りに振る中、内野席で観戦した。

2回表、2アウトランナー1塁3塁で打席には投手の青木高広。
マウンドにはヤクルトの先発の左投手の石井一久。
ボールカウント1-1の石井一久が投球動作に入った時、1塁ランナーの倉が突然1塁ベースから大きく離れる、それと同時に3塁ランナーの栗原も3塁ベースから大きく離れる。
左投手の石井一久には倉が正面に見えるわけだが、石井一久はそれでも慌てず落ち着いて3塁方向を向き、3塁に送球して栗原を挟みアウトにした。
おそらくこの作戦は1塁ランナーに意識をいかせてそのスキに3塁ランナーがホームを狙うといったような作戦であろう。

ただ、この作戦をする意味はあったのだろうか。
仮に倉が盗塁をしてたとしても2アウトで打席は青木高広である。
走られてもいいようなランナーに対してベテランの石井一久が全神経を使うとでも思ったのだろうか。
そしてこの作戦は何よりベンチとランナーの意思疎通が出来ていないように感じた。おそらく選手の中に意識された作戦ではなかったのであろう。

この作戦失敗により先発石井一久をノせてしまった気がしてならない。
おそらくこれはブラウン監督が考えたものであろうが、これは独創的な作戦ではあると思うが現実的な作戦とは思えない。
選手の中にも現実的な作戦だと思ってなかった部分が強かったからこそ意思疎通も出来なかったのであろう。
この作戦が日本プロ野球の中で成功するシーンというのが私には全く想像できない。
このような作戦に対してサインが存在しそれを練習する時間があるのなら、もっと基本的な練習に多く時間を使って欲しいものである。

*お詫び 一時間ほど前に投稿をUPしましたが自分が不適切な表現をしてしまったと感じましたので書き直しました。すみません。

9/4 ヤクルト-広島18回戦 栗原よ しっかりと走ってくれ!

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

栗原よ しっかりと走ってくれ!

神宮で生観戦してきたこの試合。
両軍先発のクライシンガーと長谷川はどちらも素晴らしい投球内容であった。
特に今日のグライシンガーは絶好調の前田以外は誰が出ても結果は変わらないといっても過言じゃないくらいに良かった。
気持ちがもやもやするけどこれは仕方ないと思ってしまうような今日の試合。
おそらく私もテレビ観戦していればネタもなく明日明日となっていただろうが現地観戦してたからこそ仕方ないと思えないようなシーンが一つあった。
それは7回ワンアウトから栗原が打った遊ゴロに対しての栗原の走塁の姿勢である。

7回表ワンアウトランナーなしで打席には栗原。
その初球、グライシンガーの内角直球に対して栗原の打った打球はボロボロに詰まり三遊間に飛んだ。
この打球に対して栗原はやってしまったといったような感じでゆっくりと走り出す。
ショート宮本の捕った打球は打球が死んでいた事もあり意外に余裕のあるタイミングのアウトではなかった。
だからこそ余計に打者走者の栗原の姿勢が気になった。
最後はブレーキをかけるようにスピードを落とし、とてもじゃないけど1塁に駆け抜けるという仕草には見えなかったのである。

レフトスタンドからは打者が走り出す様子がよくわかる。
足が例え速くなくても懸命に走ってる事がわかる打者もいる。
倉は足は速くはないがゴロが飛べば走る姿勢がしっかりしてる打者に私は思う。
かつていた外国人のディアスなどはボテボテゴロなどの走る姿勢が特に素晴らしかった。
その中でこの日のスタメンの中で一番年齢の若い栗原は走る姿勢というのに対して今季若さを感じられない事が多い気がしてならない。
これは他の選手では森笠にもよく感じる事でもある。

栗原が足がそこまで遅い選手にも私は思えない。
もし、栗原が懸命に走っていて駆け抜けていたらどのようなタイミングになっていただろうか。
こういう姿勢がシーズン通して一人の選手が続いてるというのはこれは間違いなく走塁コーチも指導をしていないであろう。
前田は足に爆弾をかかえているので仕方ないにしても栗原・森笠あたりに走塁の懸命さが見えない事が多い状況では走塁面の意識がカープのチーム全体にあるとは思えない。

途中加入した元中日のアレックスは攻守で結果を残し、先日ほぼ来季の残留が確定したとの報道も出た。
私がアレックスに対して素晴らしいと思うのは打撃・守備だけではなく次の塁を狙う走塁面での姿勢である。
懸命に走り、ちょっとでも相手の守備の状況を見て次の塁を積極的に狙う走塁をする。
これは私が思うにアレックス自身の走塁センスもあるとは思うが、それ以上に中日というチームが走塁面に対して厳しく指導されているチームであったような気がしてならない。
それくらい最近のカープは走塁の意識が極めて低いと感じることがとても多い。

グライシンガーの出来はまさにこの日は完璧だった。
だが、こういう絶好調の投手がなにげないボテボテゴロの内安打から失点するようなケースもプロ野球ではよくある事である。
7回の栗原の走塁からは「やられたー」というような感情は伝わったが「セーフになるための懸命の走り」は全く伝わってこなかった。
細かいかもしれないがこういう些細な姿勢も強いチームとの差の一つではないだろうか。
巨人が投手陣がフラつきながらも首位にいるのは走塁コーチのスペシャリストが加わった事も大きい気がしてならない。
今年のカープに走塁への強い意識は残念ながら感じられない。

9/2 広島-中日 18回戦 佐竹は左キラータイプだが安定感はない投手である

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

佐竹は左キラータイプだが安定感はない投手である

前日は夜遅くまで取材があったのにもかかわらずこの日も結果を残してヒーローになった前田は本当に凄い選手である。
先制タイムリー、3ランホームランだけではなく3打席目の三振の後の激しい悔しがり方を見ていつもの前田らしさを感じられたものである。
2000本安打を達成したがあくまでそれは通過点に過ぎず、今後もカープの主力としてチームを引っ張っていってくれるだろう。

試合の方は前田が5打点と打のヒーローは前田であろうが投のヒーローをあげるとしたら2点リードの6回表、2アウト満塁の場面で左のワンポイントとして抑えた佐竹であろう。
4連投となったこの試合、2アウトランナー満塁で打席には左の李炳圭という場面。
佐竹は李炳圭に対して初球スライダーで空振りをとり、2球目外角ギリギリのストレートで追い込み、3球目にスライダーを投げて李炳圭を3球三振に仕留めた。

佐竹の得意球はなんといっても左打者に対する外のスライダー。
この球は正直に12球団中でも屈指のスライダーだと私は思う。
しかしこの球を生かすも殺すもその日のストレートのキレとコントロールが命という投手。
以前に佐竹の球種別被打率というのを見たのだが、圧倒的にその割合はストレートを多く打たれていた。
佐竹はストレートに力があるタイプの投手ではない。
一昨日、この日と同じ李炳圭と対戦したのだがその時の内容はスライダーで追い込んで置きながら最後外のストレートを捕手が構えた所よりもやや内側に入ってきた所良い当たりのレフトライナーを打たれたというものだった。
一昨日、昨日、今日と佐竹のストレートは走っており140キロ前後が平均MAXの佐竹が一昨日は145キロ・今日は146キロをスピード眼で計測した。
スピードだけでなくキレもあり前日のテレビ放送の達川氏は今まで佐竹を見てきた中で一番出来が良いとも発言していた。
今日のような内容を見れば佐竹は立派な左キラーの投手と言えるだろう。

だが、そう簡単に信頼出来ないのが佐竹という投手である。
ここ何日か抑えられたのはストレートが走ってた事とスライダーがある程度コントロールが出来たからというもの。
ここ何年かの佐竹のストレートを見るとその時々で球速やキレの差が大きくあるように思えてならない。
もともと、ストレートのノビというものがあるタイプには見えないのでちょっとしたキレやコントロールの無さでその日の結果が大きく変わってしまうように思えてならない。
一昨日の李炳圭のレフトへの打球もおそらく開幕頃の佐竹のストレートのキレなら外野のフェンスを越えていただろう。
それくらいちょっとの調子の違いで結果が変わってくるようなタイプに思える。
調子が悪いながらの投球といったのが出来ない投手だと思うのだ。
現に今季初登板であった開幕2戦の阪神戦では左打者二人の対してスライダーで全くストライクが取れないうえにストレートも140キロもいかない状態で1死も取れずに連続四球で降板している。

タイプ的には間違いなく中継ぎタイプだと私は思う。
ただ、左中継ぎ投手の主力として使える投手にはとてもじゃないけど思えない。
言える事は今のように中継ぎ左腕が1軍登録で佐竹だけという状況ではかなり危険な状況であるという事である。
前日、広池が連投に弱いという事を書いたがとにかく今のカープは中継ぎ左投手に対して力を入れな過ぎである。
あれだけ右中継ぎ投手にサイドスローがいる中で左中継ぎ投手陣が弱いという事は致命的な事であろう。
佐竹も含め今の左中継ぎ投手陣に左対策を頼らなければいけない状況のままじゃ一向に後ろは強くならないであろう。

オフにはドラフト・トレードも含めとにかく左中継ぎ投手の補強、そして現戦力での構成をしっかり明確にして欲しいものである。
ストレート次第の佐竹、連投に弱くロングリリーフ向きの広池、フォームが崩れやすい河内だけじゃ1年間ろくに戦えない事がはっきりと今年証明できた。
佐竹のブルペンでのストレートの調子によってその日の起用が決めれるように常に佐竹一人ではなく複数人左腕をリリーフに置いときたい。
とにかくフロント・首脳陣には左中継ぎ投手に関して強く対策を考えて欲しい。

9/1 広島-中日 17回戦 仲間が最高のシチュエーションで繋ぎ前田が勝ちに繋がるヒットで決めた

試合詳細はこちら

~赤ヘル眼~

仲間が最高の状況で前田に繋ぎ前田が勝ちに繋がるヒットで決めた

この日の2000本安打達成はもうないか。
嶋の勝ち越しホームランが出たとき誰もがそう思ったに違いない。
8回裏2点リードの1アウトランナーなしで打席には1番梵。
5番の主役の前田に回ってくるとは思えなかった。

だが、梵が四球を選び、東出はレフト線にこの日猛打賞となる2ベース、アレックスは倒れたが新井がフルカウントまで粘りなんと2アウト満塁の状況で前田に繋いだのだ。
前日、前田は記者の「2000本安打はどのようなカタチで決めたいですか?」という問いに「勝ちに繋がる安打」と答えたという。
まさしく、この前田への繋ぎは前田がこの日主役になるための勝ちに繋げる・・いや「勝ちを決める」ために用意されたシチュエーションだった。

満員のスタンドが揺れる。
2アウトランナー満塁で打席には通算1999安打の前田。
その前田はノーツーからの球をライト線に芸術的な前田らしいヒットで決めた。
チームメートが前田のために最高のシチュエーションで繋ぎ、その中で前田が決めたというこれ以上ないくらい綺麗な2000本安打達成であった。

この8回のチームの繋がりを見るとやはりカープの最も中心の選手は前田なんだなぁと強く感じた。
数々もの怪我を乗り越えて達成した2000本安打だがまだまだカープには前田の存在は必要不可欠である。
前田には2000本と言わず2500本安打を目指してまた走り出して欲しい。
そして最後くらい固く書かずに素直にこう言いたいと思う。

今日はたくさんの感動をありがとう。
カープにずっといてくれてありがとう。
これからもカープをよろしく! と。

 | HOME | 

Calendar

08 « 2007/09 » 10
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -





  ・ 2009年日南キャンプ
  ・ 2008年日南キャンプ
  ・ 広島市民球場最終戦レポ
  ・ 赤ヘルマンらしい記事
  ・ OPSで東出を評価するくだらなさ
  ・ 雨の中の千葉マリン
  ・ ルイスのボーク
  ・ カープ試合分析の歴史
  ・ 赤ヘルマンプロフィール

Recent Entries

Categories

Archives


 

Recent Comments

Recent Trackbacks


新ぴーぷるロゴ

Appendix

赤ヘルマン

Author:赤ヘルマン

試合分析を中心に更新していきます。
日南キャンプでは現地に行き更新していきます。










 

東出占い
内容
(c) kihiro

野球ブログ 広島東洋カープ
プロフィール

赤ヘルマン

Author:赤ヘルマン
試合分析を中心に更新していきます。
日南キャンプでは現地に行き更新していきます。

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

管理者用

セリーグ試合速報



セリーグ順位表

プロ野球データFreak
セリーグ順位表

カープ関連ニュース





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。