2008年の広島カープ・広島カープの試合を細かく分析します。   シーズン中は試合コラムも書きます。 コメント・TB大歓迎です。

6/30 広島-巨人 8回戦 打線の復調だけでは大型連勝はできぬ

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〜赤ヘル眼〜

打線の復調だけでは大型連勝はできぬ

打線が黒田を助けた試合であった。
悪夢の交流戦が明け、交流戦直前時のような打線の繋がりが連日見られている。
交流戦で課題であった打撃陣に明るい兆しが見え始めた事で浮上のきっかけを掴めるだろうか。
そうプラスに考えたいところだがそのようになかなか思えないのが交流戦直前のような安定感が見えない投手陣にある。
打撃陣の調子が上がったとしても投手陣が整備されなければ大型連勝はまず不可能だと思うのだ。ここで大きな問題になるのがその投手陣の整備に対してペナント再開までの数日間の休みの中で首脳陣がきっちり策を考えているかどうかである。

本日限りで外国人補強やトレードの契約譲渡の可能期間も終わりもう投手陣をこれ以上補強する事はできない。
その中でカープは崩れかけてる投手陣をどう立て直すのか。
この二日間の起用でわかった事はセットアッパーは引き続き梅津であり、抑えは永川という事である。
しかしこの二人の最近の投球は全くというほど安定感がない。
もちろんカタチを作るために我慢して使う事も必要ではあるが、問題は万が一彼等が崩れた時に代わりの投手の案を用意できてるかどうかである。
中継ぎ左腕も1軍で広池一人と苦しい駒の状況である。
その苦しい状況の中で先発・中継ぎの配置はしっかりと考えられているのだろうか。
残念ながらそれが交流戦も含めフェルナンデスに頼り過ぎた事実から全く見えてこないのである。
高橋・青木高といったフェルナンデスを先発にした事により先発ローテションを飛ばされた投手はどのポジションにいるのか。
長谷川のような先発と中継ぎの間にいたような投手はどこにいるのか。
何も見えてこない投手陣だからこそ打線に当たりが戻ってきたとしても不安でたまらないのだ。

長年のカープ・去年のカープの傾向から見ても調子が崩れてきてる投手を頼り過ぎる事で良い結果を導いた事は全くというほど記憶にない。
この苦しい投手事情の中、補強された投手は育成枠登録であったカリダのみである。
カリダは2軍で抜群の内容を見せていたが経験不足の彼に頼り過ぎる事はまず難しいであろう。

悪夢の交流戦は終わったが交流戦よりも遥かに先の長いペナントレースが再開した。
人間追い詰められれば焦ったり混乱したりする事はごく自然にある事である。
そうなった場合にそれを対処するような策をチームの軍師がどれだけ備えているか。
補強期間が終わり、例年と投手陣の流れが似てるうえにナックルボーラーに頼り過ぎてるチームの現状を見ると、打線で勝ちとった勝利の喜び以上に投手陣の先々の事が心配でたまらない。
投手陣を立て直すために何か新たな策を考えたという姿をナックルボーラー奇策以外にも見たいものである。

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6/29 広島−巨人 7回戦 見るからに状態が悪い前田は休ませるべき

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〜赤ヘル眼〜

見るからに状態が悪い前田は休ませるべき

前田の状態が悪い。
今の前田を見れば誰もがこう思うだろう。
交流戦カープは貧打で苦しめられたがその何よりの要因は主軸の前田の絶不調であろう。
今年交流戦の前田の成績は打率 .153 本塁打 1 打点9と規定打席に達してる打者の中では最低の打率を残した。
本来打撃の波が少ない前田がなぜここまで悪い状態であるのか。
それは足の状態の悪さ以外何物でもない。

思い起こせば達川政権1年目の2000年の事。
前田は開幕から4番で出場し4月に10本塁打25打点を挙げて月間MVPを獲得したのにもかかわらず、翌月の5月には足の状態の悪さからスタメンを休む事が増えたうえ極端に打撃成績が悪くなりシーズン途中離脱をして最終的には237.13本塁打44打点と当初からは考えられないような成績で終わっている。
これは4月の成績は良かったとはいえ、足に爆弾を抱えてる中でセンターの守備につき、ある甲子園の延長戦での試合などではスライディングキャッチをしたりとかなり無理をしてプレーしてた事が原因として考えられただろう。
序盤に無理をし過ぎた事により足の状態が悪くなり成績が急降下する。
2000年に起きたそんな現象が今、再び掘りかえされてしまってる気がしてならない。

足の状態の悪さは今年の前田の指名打者時での様子でもわかる。
交流戦が始まった2005年、前田は指名打者に2試合に使われ9打数0安打と全く結果を出せなかったが、翌年の2006年には47打数13安打 276. としっかりと指名打者に対応した。
しかしここにはある前田のある工夫がされていて、2006年のDH前田は自軍が守備につく際にレフトのキャッチボールの相手になり、そのキャッチボールが終わるとベンチに走って戻っていたのだ。
その行動をして2006年DHをこなしたのにもかかわらず、2007年の今年はその行動はしてなく、DHでの成績は27打数4安打148.と全く結果を出せなかった。
おそらくレフトとキャッチボールをした後ベンチに走って戻るという作業ですら今の前田の足の状態では出来なかったのであろう。

この深刻な足の状態の中で2000年同様チームの中心にいる前田が、怪我で離脱という流れだけは勘弁である。
オールスターのファン投票結果が近々発表されるが、もし仮に前田がファン投票で選ばれなかった時、悲しみより喜びの方が強いファンはどれだけいるだろうか。
前田の性格からしてもこの状態でオールスターに出ることはプラスになるとは考えられない。
後半チームが巻き返すのにあたって前田の力が必要だからこそ、前半も終わっていない今のうちから首脳陣には前田の状態に細心の注意を払って欲しいものである。
この日の試合の前田を見れば今は無理をしてスタメンで使うべきではないのではないだろうか。

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