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〜赤ヘル眼〜
今の森笠を哀しく思う
日本ハム3点リードで迎えた9回表、2アウトランナーなしでカープの打席には森笠。2-2から森笠の打った打球はボテボテのゴロでセカンドとファーストの間へ。
セカンド田中賢が捕ってファーストに投げたタイミングは完全なアウトであったがベースカバーに入ったマイケルの足がベースから離れ内安打になった。
カープにとってラッキーだったこのシーンが個人的にはこの試合の中で一番哀しく見えた。
それは森笠がセカンドゴロを打った瞬間の事、森笠は打球を見るやいなや下を向いて走っていたのだ。
その姿は一生懸命下を向いて走ってるようには見えず、打った瞬間にやってしまったというような走り方であった。
森笠は俊足選手ではなかったのか。
去年くらいからそう感じる事がある。
4年前、1番などで使われ始めようやく飛躍の兆しを見せた年には控え出場が多い中、盗塁を8つ決め盗塁成功率では福地よりも上回っていた。
4年前もスイッチに挑戦してより、右打席で結果が出なかった事や俊足を生かす事などから打撃コーチの助言もあってスイッチをやめ左打席一本に統一した。
それから2年連続、少ない打数ながら左打者ながら右投手よりも左投手に対して好打率をあげ左投手に対して苦手でない事を証明した。
カープが天敵としていた井川を得意とするなど決して左が苦手な打者ではなかった。
そこには大きく森笠が俊足であった事実も関係してたであろう。
その森笠が去年は打撃フォームをロッテの福浦のようするなどミートにこだわるように見えてきた。
思い切りの良いスイングも持ち味だと思っていたが、コンパクトに強い打球を打つようなスタイルに変わっていったのか。
そして去年、左投手時に先発が外れる事が多い事からか勝負をかけて再びスイッチに再挑戦した。
序盤は4年前と同じように中日戦で右打席でサヨナラヒットを打ち、右打席の再挑戦は成功に思われたが4年前と同じようにそこからまたどんどん打てなくなり今では打率も2割もいかない状況だ。
当てるだけのバッティングが目立ち、交流戦に入ってからは37打数5安打の打率135.とまさに絶不調である。
ミートを意識するバッティングをする事は構わないとは思う。
しかし哀しいと思うのは、今日の最終打席のようなボテボテのゴロに対して左打席の森笠が打った瞬間に下を向くという事実がある事である。
打撃が不調だったらセフティーバントを試みる、今日の最終打席の際どいような弱い打球が飛んだら目の色を変えて必死に一塁に走る。
それが左打席の森笠から見えない事が左打席の森笠が好きだったファンとしてとても哀しいのである。
今の森笠を見ていると正直辛くなるばかりである。
ここは迷う本人のためにも現役時代俊足でありミートも上手いスイッチバッターであった2軍監督のもとでもう一度学び直す必要があるのではないだろうか。
俊足でありミートも上手いスイッチヒッターが再び誕生できるかどうかはこれから次第である。










