2008年の広島カープ・広島カープの試合を細かく分析します。   シーズン中は試合コラムも書きます。 コメント・TB大歓迎です。

6/3 楽天−広島 2回戦 不調の波がない俊足という武器

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〜赤ヘル眼〜

不調の波がない俊足という武器

先発黒田がわずかな援護点の中で完封勝利をした。
チームは4連敗中で打線が不調の中でのこの完封劇はエース以外なにものでもない。
この試合黒田様様の試合ではあったが、あえて今日は少ない得点シーンの場面について書きたい。

先制点をあげた5回表の攻撃、喜田のヒット・倉が犠打で送った後松本の打った打球を楽天高須が失策し1アウトランナー1・3塁でバッター梵。
4球目、梵の打った力ない打球はセカンド高須のもとへ飛ぶ。
高須は前進して捕球し近くを走っていた松本にタッチをしにいくが、その瞬間、松本が体をよじり、高須のタッチのタイミングをズラし、高須はアウトにはしたものの一塁への送球はわずかであったがセーフになった。
なにげない走塁だが、この松本の動きが1塁の梵をセーフにし、梵の脚力がまたなければセーフになってなかっただろう。
動きの悪いランナーであったら、そのままリズム良く高須がタッチしてダブルプレー、足の遅い打者だったら1塁でアウトだったのだろう。
松本・梵の走塁力があったからこそ生まれた先制点なのだ。
ダブルプレーであったらスリーアウトチェンジである。

打撃には不調の波はあるが俊足というものには不調の波はない。
不調の波のないものほど強いものはない。
あれだけ打っていた横浜打線がここのところ驚くように沈黙している。

最近のカープも打線、采配など不調が続いていたが今日の試合の中で、もちろんエース黒田の貢献が一番ではあるが、それ以外にも何か大事な事に気がつけたのではないだろうか。
打線が不調、森笠の右打席での情けなさが目立つ今だからこそ、余計に久しぶりの足技が光って見えた勝ち試合であった。

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